ファクトリーで出会って、いろんなところへ旅にでよう。

「もし、プレートを加工できる技術がみぢかにあったら、なにをつくりますか?」 立山連峰の山脈のふもと、富山県中新川郡上市町にある「富山プレート」は プレート製造や刻印の技術を持ち、長年銘板をつくってきました。 その技術にさまざまなクリエイターのアイデアをあわせて、 近いみらいも、遠いみらいもつながっていく、かたちやしくみを作り出していきます。

まち
上市町は、富山県東部に位置する人口19,000人のま ち。富山市中心部までは、車でも電車でも25分ほど。「剱 岳」を主峰とした北アルプスの立山連峰を望み、古くから その登山口として知られてきました。上市川、郷川など町 を流れる川は、山々からの豊かな水をたたえています。 豪雪地帯でもあり自然の険しさに畏敬の念を、その美し さにいつくしみを感じながら、暮らしを育んでいます

ファクトリー
プレートピクニックの製造を手がける富山プレートは、銘板を製作してきました。そ のはじまりは1軒のカメラ店。「富山の薬売り」として売薬業が盛んな上市。一年の大半 を家族と離れて暮らす人たちが、家族写真を持って、旅先での風景を写真に撮って持 ち帰る。1枚の写真でも心の支えになることができたらと、写真撮影などを行っていました。その後、写真技術を用いて銘板製作を行うことになっていったのです。

プロジェクト
「技術を活かし、日常のなかで愛されるものを作れないだろうか」「クリエイターのアイデアを技術で形にする、未来につながるしくみを創造できな いだろうか」。「プレートピクニック」は、ピクニックのように、出かける時の ウキウキをクリエイターと協働してものづくりをするファクトリープロジェクトです。も のづくりのノウハウと、アイデア、暮らしがここからつながっていきます。